アフリカサファリの冒険：学年）小学校３年生～５年生、教科）理科（生命科学）
児童が動物学者になった設定で、サファリの来場者にアフリカの野生動物の多様性、相互依存性、および不思議を伝える単元です。単元プランの全体は アフリカサファリの冒険 （英語）を参照してください。 . 

児童が中心 
このプロジェクトでは、「命の価値とは何ですか」という本質的質問を尋ねることによって、児童の生活との関連付けを行います。児童は、ニュースレターを書き、自分が選んだ動物の博物誌を調べてその動物の全体像を捉え、調べた内容をスライドショーにまとめます。

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指導要領との対応
プロジェクト型の活動はカリキュラムの中で最も重要な要素です。アメリカ合衆国では生物とその環境に関するトピックは、小学３年生から小学５年生までの理科（生命科学）のカリキュラムの一部となることが多く、州や地域の指導要領に対応しています。ここでは、アフリカの動物とその環境との関係を識別して理解するという理科の重要な学習項目が関わっています。

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重要な質問
「命の価値とは何ですか」という本質的質問は興味をそそる質問であり、授業の枠を超えて思考のレベルを高めます。単元質問は、その単元を児童自身の生活に関連付け、新しく学ぶ内容を児童がすでに知っていることに結び付けます。また、「アフリカの動物たちが生き延びるには何が必要ですか」などの内容質問は、より高度な質問につながる関連情報について児童に考えさせます。本質的質問はその単元の間に定期的に投げかけられることで、児童は個人やペアで考えたり、グループで議論する機会を得ます。これは、児童にとってより高度な内容について考える機会になるだけでなく、児童が内容をどの程度理解していて、指導をどのような方向へ持っていけばよいかについての情報を教師に与えることにもなります。 

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複数の継続的評価
評価は、単元全体の中に組み込まれます。クラス全体で作成するK-W-L チャートや、単元のトピックやカリキュラム構成質問に関したディスカッションへの評価も含まれます。これらにより、児童がそのトピックに関して既にどの程度知っているか、またその単元の目標を達成するためにどれだけの学習が必要かを教師は把握します。また、児童は個別に K-W-L チャートを作成し、調べたことを書き込んでいきますが、教師はそれによっても各児童の学習を評価することができます。さらに、教師はプロジェクト・ルーブリックで最終成果物を評価します。児童は、そのルーブリックやチェックリストを元にして、フィールドガイドの作成作業を自己管理し、単元の最後には、本質的質問に対する自分なりの考えや感想文を書きます。

真の意味での学習
児童は本質的質問を通して学習内容と実社会とのつながりを考えます。ここでは、本質的質問が、児童に自分自身の生活と動物の生活を結び付けて考えることを促します。児童は、その動物に「なりきって」、動物の視点からのプレゼンテーションを作成します。「生き物はそれらのすみかとどのような結び付きがあり、互いに生き延びるためにどんな方法が必要ですか」という内容質問に焦点を当てたフィールドガイドやマルチメディア・プレゼンテーション、ウェブサイトなどを作成することによって、児童は教室の枠を超えたコミュニティーとのつながりを確立します。

学習の披露
児童は、仮想サファリを表現したマルチメディア・プレゼンテーション、サファリツアーで配布するフィールドガイド、ウェブサイトなどのいくつかの成果物を作成します。これらの成果物は本質的に興味を引くもので、真にその学習作業を反映します。